起業編
実質3カ月で開業準備をするのが短いのか長いのかは、何をするのか?どこまでするのか?何をしてきたのか?によって変わると思います。
そんな中でも持ち家で開業する以外の場合は
「1.資金調達.物件契約」は大きなアクションの一つです
ひとくくりに資金調達と物件交渉をまとめたのは、私なりの事情がありまして。
その事情とは
「自己資金が全くなかった」ので、資金調達はちょっと特殊な形ですることになりました。法を犯したわけではないですが(笑)、ちょっと正攻法とは違う形で資金調達をしたのですが、正直ここにはあまり詳しく書けません。
一つ言えるのは銀行にせよ、政策金融公庫から借りるにせよ、創業融資の場合、実際に借りられる金額は、自己資金の3倍前後 です。
つまり、自己資金ゼロでは融資は受けられません。
ということで、私はどうやって自己資金ゼロで融資を受けれたのかについては内緒ですが、私の場合は銀行から200万円の借り入れをしました。
借入れの為に必要なのは
1.自己資金照明(積み立ててきた通帳など)
2.事業計画書
3.物件契約資料等資金を使う証明
こんな感じでしょうかね。
事業計画書については、調べれば様々な情報があると思いますので、特に詳しく書きませんが、私の場合は先輩起業家に相談して書き方やポイントなどを教えていただきました。
この資金調達は物件契約とも連動するもので、
銀行からしても、本当に起業する人に対して融資をするわけですから、その証明は当然要ります。
ですので、実際の物件を決めて契約交渉を進め、契約が完了し、敷金や礼金等々支払った後でなければ融資は始まりません。
当たり前ですが、全額融資だけでスタートするのは不可能で、自己資金を最初に動かし
お店がオープンした後に融資がおります。
私のように「自己資金がまったく無い」なんて言うのはダメです。
どのように自己資金を作ったかは置いといて
融資金額200万円+自己資金100万円の
計300万円で
Boneuは開業しました。店舗の規模や内容からしたら破格の安さだと思います
なぜこんなに低資金で開業できたかというと
①居ぬき物件で重機や食器など可能な限りあるものを使った
②店内の改装(掃除)は親族・親戚・友人などに手伝ってもらい、なるべく業者さんなどにはお願いしなかった。
③調理器具やカトラリーなどはいろいろと自分で持っていた
このような感じで、とにかくお金を使わない(使えない)条件で準備しましたので、300万円で開業する事が出来ました。
私は
「30歳まではお金は貯めない」などどいう、ポリシーを持っていまして
実際に、貯金がほんとに無かったのですが(笑)
いま本当に思うのは
開業するなら「自己資金の半分程度の予算で開業する」くらいがいいだろうな
と思います
つまり、逆に言えば「開業資金の倍の貯金」はあった方がいいでしょう。
もちろん
融資は受けていいと思いますが
自己資金はしっかりプールしておき
業績が悪くなった時などに、自己資金が開業資金と同じ金額切り崩した時点で
「どうするか?(やめるか)考える」くらいの余裕はあった方がいいです。
まぁ
もし私が
300万円の倍の600万円自己資金を持っていたとして
300万円で開業して、のち
自己資金を切り崩し、半分の300万円になったとして
どうするか?は
正直どうするか解りません
「やめる」って判断はやっぱりしないと思います
それは、本当に人それぞれ
どう考えるかは
いろいろでしょう。
ただ、実際の私の場合はやめる判断も出来ないくらい
追い詰められて「やめる事が出来なかった」って感覚です
開業から8年間は兎に角借金を増やし続けてました。
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