キッチンデザイン

5年後10年後のキッチンはどうなっていくのだろう?

そもそも

キッチンはどのような変化をしてきたのだろうか?

家を建てたら30~50年とそのデザインは多少のリニューアルはあったにせよ

基本変わらないのだから

家のデザインって大きなスパンで動いてるのだろうな

そんなことを思う

近年で言えば、玄関の造りは

衛生面の視点からデザインしていくと

外で来ていた服は玄関に設置した

クリーンルームみたいなところで管理して

除菌や抗菌などの処理が出来たら便利と

考えたりするデザインもあってもいいだろうし。

 

わたしが最近ずっと興味津々な

「土間のある家」

 

 

のような、アウトドアとインドアの楽しみ方を両立できる

「neo-土間」みたいなお家はこれから増えていくと思う

 

では

キッチンはどんなデザインにこれから変化していくのだろうか?

この疑問は

そもそも私が

これからの食文化はどのようになっていくのだろうか?

 

の疑問からスタートしている。

 

私のイメージでは(何年後にはとかは解りませんが)

外食産業と家庭料理のほとんどは中食産業に飲み込まれる。と思っています

飲み込まれるというか、、、

溶け込むといった方がいいのかもしれません。

 

567事変によってそうなるというよりは

加速した。と思っています

そうなると確信するには、私なりの根拠がありまして

それは

中食のクオリティーが上がり続けているからです

外食の「美味しさ」や「便利さ」の大半は飲み込まれるでしょうし

内食(家庭料理)の「たのしさ」や「健康面」についても完全に飲み込まれていくと思います

その上で流通や価格の面でも中食強みは上がるでしょうから

「食」の大半は中食でになわれていくのが

私がイメージする未来の食文化です。

 

外食産業は大きく二極化されて「便利さと安さ」に特化した業態と「エンターテイメントとハイクオリティー」に突き抜けたお店の二つの方向で、厳しい生き残り合戦が始まると思います

 

内食(家庭料理)は前者の外食と同じくらいの便利さ安さを「作る」か

後者の外食とは違った「楽しさ」や「体験」のある時以外は、

基本「美味しくて、便利で、健康的で、リーズナブル」な中食が「食」の中心になるでしょう。

 

その中で最も活躍するのが

前回の話した

「フリーズドライ」商品です

現状まだまだポテンシャルを発揮しきれてないフリーズドライも

今後様々な商品アイデアや創意工夫が行われ

食卓はフリーズドライで埋め尽くされると

私は思っています。

 

その上で

今回のタイトル

「キッチンデザイン」はどうなるのか?を考えてみると

家の中でかなりのウエイト(スペースの面でも、予算の面でも)を

占めてきたキッチンですが

かなり簡素化されるお家が増えてくると思います

冷蔵冷凍庫は同じくらいのサイズかもしれませんが

ガス周りや水周りはかなり縮小してしまうと思います

 

火を使うときはエンターテイメント性の高い

庭のバーベキューかキャンプ

 

洗い物極力少なく植物由来の使い捨ての食器は

庭のコンポストで家庭菜園の栄養になる。

 

圧倒的にスペースと時間を取っていた

「調理」から解放された未来には

ほかに楽しいことがいっぱいでしょう。

また

だからこそ

たまに行く外食には楽しさがあり感動もある

 

食を考えるときに様々なアプローチがあり

答えや正解があるものではないけれど

わたしは

そんな未来の「食文化」をイメージしていますから

そんな未来で

どんな提案が出来るかが

わたしの楽しみであり生き甲斐だと思っています。