から揚げのポイントとは?

ボヌーのから揚げを始めて何年でしょうか?

最初からあったメニューではありません。

お弁当を始めた時も、から揚げはメニューにありませんでした。

理由は、、、忘れていたからです(笑)

忘れていたというか

ランチメニューから、テイクアウトを作っていくところから始めていたので、ランチメニューになかった

「から揚げ」は、思いもしなかったのです

ですが、テイクアウトをして行くにつれ、から揚げ、、、

なんでしてないんだろう?と、ふと気づき

メニューに入った次第です。

ボヌーのから揚げの特徴は

衣のスパイスの配合にあるのですが

美味しさのポイントはそこではありません

ポイントはもっと簡単で

基本的で料理の美味しさの需要な要素である

「塩」にあります

塩といっても

特別な塩を使うって意味ではありません

もちろん素材が良いことが一番ですが

素材とはつまり価格ですから

私の仕事は

技術で美味しさを引き上げるところにつきますので

ここでは

素材の良しあしではなく

調理の一番のポイントである

「塩」の使い方について、簡単にご説明します

ポイントは鶏肉にしっかりと塩で味付けを前日(少なくとも一時間ほど前)には、しておくことです。

ボヌーでは鶏もも肉の重量の1.2%の塩をしています。少し濃い味と感じる場合は

1%がいいと思います。

この「塩」を鶏肉にしっかり味を入れておくことこそが

美味しさの全てです

あとは

好みで「香」のためのスパイス&ハーブ

食感のために「粉」に片栗粉を選んだり

小麦粉を混ぜたり、卵を混ぜたり

そのうえで

ジューシーに仕上げるために油の温度や

2度揚げで工夫したりとするのですが

一番のポイントは

最初の「塩」です

素材にしっかり「塩」を芯まで味付けするその

「時間」という手間こそがポイントです

 

ボヌーのから揚げの「粉」を売ってほしいという声をいただくことがありますが

販売しない理由は

「粉」は売れても時間という「手間」お渡しできないからですよ♪