で、やめました(笑)
いやぁ、もう辛いとやめるDNAが組み込まれてんじゃないかってくらい、やっぱりやめちゃいました。専門学校に通うことでリセットした自己肯定感もさすがにこの時にゼロになった気がします。
ここでは書きませんが、プライべ―トでもこのころいろいろ重なってしまっていたので、正直このころの記憶は時間軸とか色々曖昧です。思い出したくないんでしょうね(笑)
ただ、やっぱり私はちょっと「自分はこんなもんじゃない」って勘違いする癖があって、この会社を辞めた次に私が働いた場所は、都内でも有名店のフレンチレストランの「レストランキノシタ」です。
なぜ、私が「レストランキノシタ」に働くことになったのか?それは
「プロフィールおかわりVol.16」で書いていたフレンチレストランの食べ歩きをしていた時に話は戻ります
フランス料理への偏見が取れた反動で、休みとなれば東京都内の有名レストランに食べ歩きに行くのが日課になっていた
そのころ。
「東京で一番予約が取れないレストラン」として有名だった「レストランキノシタ」
月に一度の予約日には電話。運良く取れたら喜んでその日を待つ。そんなお店でした
初めて予約が取れてお店に行った時の感動はすさまじく、
とにかくすべてが圧倒的で、興奮しっぱなしでお店を出たのを覚えてる。
そのあとも何度かリピートしたのですが、やっぱりどこのフレンチとも違う、「レストランキノシタ」の
圧倒的なパフォーマンスは私を虜にしっぱなしでした。
「DEN AQUAROOM新宿店」をやめようと決めた時
今までと同じように逃げ出したいと思う気持ちに加えて、もう一つの思いがありました
それは、「東京キッチン」から移動したいって思った時の
「このままではいけない」って感情がより具体的なものになったもので
「一から出直そう」って思いです
それまで、適当に仕事をしてきたつもりはないけど、しっかりと
基礎を学んだって時間がなかったことの危機感が常にあって、
そんな、その言い訳のような理由が常にあって、、、。
常に逃げ出してきたくせに
ここでまた変わらないとって
そんな希望のような願望のようなおもいで
選んだのが
自分の中で最もおいしいと思えるお店
最も素敵と思えたお店
レストランキノシタ
絶対厳しいのはわかっていたけれど
ここで前に進まなかったら、また自分はどうしようもないところまで落っこちてしまうって恐怖のほうが
勝っていた。
背水の陣ってところでしょうか。
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