たい焼き試作

「鞆の浦の名物料理を創りたい」

その夢はまだ叶ってませんが、あきらめてもいません。

ちりめんプロジェクトが今年(2017年)「ちりめんプロジェクト実行委員会」となり、私もその一員として正式に組織として動き始めました。鞆の浦といえば「ちりめん」となるようにする。その想いは今も変わらないし絶対そうするんだって想いです。そのうえで、今回新しく商品開発しているのが「たい焼き」。しかも中身はお好み焼き!に仕上げます。

そもそも「鞆の浦の名物料理を創りたい」動機は、鞆の浦にいらっしゃる観光の方に、鞆の浦の良さを知って戴きたいし、観光に来たならばとの土地ならではのお料理を食べたいと思うだろうから。で、私が考える鞆の浦の土地ならではのお料理(素材)は『小魚』だとおもうんです。ちりめんじゃこだけじゃなくて、ネブトやヌメゴチ、エビじゃこなどなど。海の恵みをそのまま丸ごと食す「小魚の食文化」はいま、世界に発信すべき日本が誇る文化だと確信しています。命をいただくということ。ひとつの「生きる力すべて」をありがたく頂く。骨もすべて。これからの世界がめざす食の大切なメッセージ(ヒント)が鞆の浦にはある。

観光で鞆の浦に県外からやってくる人のことを考えたとき、二つのキーワードが使えると思った「鯛」と「お好み焼き」。鞆の浦の観光鯛網の歴史は古くまたその認知度も高い。近年観光鯛網の需要は減り、期間も短くなってる。でも、それは「鯛」に魅力がなくなったのではなくて今の観光に合わなくなってるからじゃないかなと思う。漁を体験できるってのもいいし鯛って素材なんて最高だから。そしてもう一つ「お好み焼き」県外のひとが鞆の浦をめがけてきた場合、「広島県の鞆の浦に来た」となるわけで、せっかく広島に来たのならお好み焼き食べたいっておもうはず。いや、おもう。鞆の浦のお好み焼き屋さんはいくつかあって、どこもすごく素敵。だけど、一般の観光客には少しハードルが高いと思う。もう少しお手軽な鞆の浦名物があれば、、、

そうです。「たいおこ」です「鞆の鯛お好焼き」たい焼きの型でお好み焼きをつくる。おもしろくないですか?あるようでなかったと思うんです。広島県の鞆の浦だからこその商品だとおもいます。もちろんちりめんじゃこは具材で使いますよw小魚食文化を伝えることこそが目的ですからね。

ただいま商品開発中で、遅くても6月には商品化したいと思ってます(今年の観光鯛網に間にあわせたかった、、、)